採用ブログ

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2022
09.26

イノベーションを起こす!金井HDの先輩社員インタビュー【沖本さん】

みなさんこんにちは!

採用担当の宇野です。

本日は社員インタビューの記事を掲載したいと思います。

 

金井ホールディングスでは、

会社にイノベーションを起こすことを目的に採用活動を実施しており、

ワクワク働ける会社を目指しています。

 

しかし、いきなりイノベーションを起こす!

と言われても、まだ働いたこともない学生さんには縁遠いかなと思い、

今回実際金井ホールディングスの中で、

イノベーションを起こした若手社員にインタビューを実施してみました!

 

今回お話を伺ったのは、

金井重要工業株式会社繊維機器事業部技術G 沖本裕樹さん

2015年入社の8年目32歳の若手社員です。

 

実はこの沖本さん金井副社長の採用第1期生なんです!

なにやら「ホワイトボードで採用が決まった」らしいのですが、

今回はメインの話ではないので、この話はまたの機会に…

 

今回沖本さんが起こしたイノベーションは、

製造ラインへのロボットアームの導入です。

 

金井重要工業の繊維機器事業部では、

創業1894年以来、繊維の機械の部品の製造をしています。

この製造方法が実はすごくて、約120年前から、

大きなイノベーションが起こっていないのです!

つまり約120年前からほぼ完成された製造方法でモノづくりをしていました。

 

そんな中で、今回ロボットアームを導入することで、

省人化と品質向上を実現することで、

社内の生産性を向上させた案件となります!!

 

このプロジェクト自体は遡ること2019年。

社長から提案があったロボットコンペがきっかけです。

実はこの時沖本さんは医療機器担当で、

医療機器分野で、ロボットコンペに参加していました。

この時ロボットアームの提案をしたのは、

黒田さんという現在リングラインのラインリーダーを務めている人でした。

しかし、黒田さんがラインリーダーになるにあたり、

担当から外れるので、沖本さんが担当になることになりました。

ご本人曰く、自分の出した提案に勝った案件だったので、

引き継ぐときは非常に複雑な心境だったそうです。

 

しかし、沖本さんは「仕事にモチベーションを持ち込まない」性格で、

どんな案件でも「仕事だからきちんとやる」という向き合い方をしているとのことでした。

これ結構重要なことで、普通はモチベーションに左右されて、

仕事の質がアップダウンするのですが、

常に高い状態で安定して仕事が出来るマインドセットです。

 

突然引継をしたので、

分からないところだらけでしたが、

自分でものすごく勉強したり、

色んな周囲の人に頼ったりしながら、

日夜ロボットアームの導入に邁進していたようです。

 

そんな中でも最も大きかった問題が、「予算」でした。

始めの計画に甘さがあり、

最終的に1.5倍以上の費用になりそうな試算が途中で出てきました。

通常であれば、いかに予算内で仕事を完結できるかということを考えがちですが、

沖本さんは社長室時代に学んだ、

「出来ない言い訳をするのではなく、どうすれば出来るようになるかを考える」という

副社長の教えを忠実に守り、

予算を超えたとしても導入後にきちんと使えるものを作ろうと決心をしました。

 

もちろんそれを実施するには社長を含めた上司の承認が必要です。

普通は1.5倍も掛かる予算の増加は承認がおりませんので、

ここでも工夫をして、

予算を超える代わりに、元々の効果をさらに超えるロボットアームの導入に

方向転換をして、周囲を説得していったようです。

 

結果的には予算はどんどん膨れあがりましたが(笑)、

当初の効果よりも大きな効果が見込めるロボットアームの導入に成功しました。

 

現在も最終調整を実施しており、

もうすぐ本格稼働が出来そうとのことです。

 

みなさんも工場見学の際には

沖本さんの努力と工夫の結晶であるロボットアームを是非ご覧ください。

 

このように社員1人1人に仕事をしていく上でのドラマがいっぱいあります。

我々はきちんと会社を理解して入社をしてほしいという想いがあり、

選考中に5人とOB訪問をする先輩社員インタビューを実施しています。

是非沖本さん以外の話も聞いて頂き、

金井ホールディングスで働くイメージを湧かせてみてください。

 

それでは本日はこの辺で。

採用担当の宇野でした!

ありがとうございましたっ!