採用ブログ

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2019
12.01

入社してからの葛藤

ご安全に!!

11月の採用ブログを担当させていただくことになりました。

2019年度入社、新入社員の白井です。

 

まずは、初めましてということで簡単な自己紹介をさせてください!

私は、京都府出身の学部卒の22才です。

大学では、経営学を専攻しており心理学を経営に活かす方法を研究しておりました。

また、学業以外では友人たちとサークルを作ったり、髪を派手に染めてみたりと、

社会人になってからでは、中々できないことにもチャレンジしていたので、

とても楽しい4年間を過ごしていた記憶があります(笑)

サークルで福井の白浜に行った時のものです。

この時、絶賛二日酔い中です。(笑)

趣味は、人と話すこと、バンドミュージックを聴くことです。

家で暇なときは、ほとんど、友人と通話しているか、音楽を漁るかして過ごしています。笑

数年前までは、好きが転じてインターネット配信をしており、

多い時には、100人程度の視聴者と企画などいろいろなことをしながら楽しんでいました。

 

当社への入社の経緯としましては、

採用担当の方とお話をさせていただいたときに『ワクワク』を感じたからでした。

 

当社では採用活動をしない採用活動をコンセプトに

選考に飲み会を加えたり、エントリーシートを無くしたり

と世間の型にはまらない採用をしています。

 

そのような自由な社風に、

同じく型にはまらず自由に過ごしてきた自分がマッチしていると感じたので

『ワクワク』を感じることができたのだと思います。

また、残業が少ないといった、ワークライフを大事にできる環境も決め手の一つでした。

 

それでは、

自己紹介が長くなってしまいましたが、私が書かせていただきたいこと、

『入社してからの葛藤(自分はできるという)』についてお話していきます。

 

遡ること管理部付に配属された6月。

この時の私は学業成績が良かったというだけで

『自分は頭が良い方だから、仕事は、最初からある程度できるだろう。』

と安直に考えていました。

そのため、貰ったタスクには自分の考えるままに、自分が正しいと思うままに取り組み、

上司に提出していましたが、毎回のように多くの修正を求められました。

当時の私は、完璧なものを提出している気持ちだったので、細かすぎるとか、面倒だとか

感じてしまい、素直に修正を受け入れられないことがあり、態度にも出てしまっていたかもしれません。

 

そんな私が、自分の仕事観について、考えなおす出来事が9月に起こりました。

メインタスクとして取り組んでいたあるプロジェクトから外れ別のタスクに取り組むように指示されたのです。

プロジェクトに抜擢してくださった上司兼次期社長である金井常務に理由を尋ねると理由は、シンプルで自分の価値を示せていないからということでした。

プロジェクトでは、マネージャー(舵取り)の役割や資料作成を担当していましたが、

求められた役割、チームプレイが全く出来ておらず、

チームをマネージメントするどころか、逆にチームプレイの輪を乱すこともしばしばありました。

その事実を受けて、『自分で考え、意味があると取り組んだ仕事は、無意味だったのか。』

『自分は、仕事ができない人間なのか。』と現実を受け入れようとする思考と

『いや、自分はできているし、悪くない。』『できるから、もう一度やらせてほしい。』と

根拠のないプライドが交錯し、葛藤を感じました。

 

しかし、どれだけ悩もうとプロジェクトを外れた事実は変えられないので、葛藤しながらも次に与えられたマニュアル作成のタスクに取り掛かり始めました。

そして、いつものように自分の思うまま、自分の考えるままに

そしてとうとう、仕事ができるという根拠のない自信が、入社してからの自分の仕事ぶり、プロジェクトを外れたこと、承認を中々もらえないことetc、を振り返った時に崩れ落ち

『自分って仕事できないだ。』と、悩むようになりました。

すると、金井常務が見かねてこうフォローしてくださいました。

『貴方は、タスクの背景と目的を理解していないで、自分のやりたいようにやるからいつも求められないものを提出してしまってる。一歩ずつ着実にやっていこう。まず、タスクを貰ったら、背景と目的の理解についての承認を貰いに来てください。僕を信じて一歩、一歩着実にやっていけば、きっと良くなるから。』

 

その時私は、

『今の自分では何もできない。導いてもらいながら学んでいかなければならない。』と、

素直に認めることができ、道を示してくださる常務の言う通りに背景と目的を考えて、承認を貰おうと決めました。

 

次の日、改めてマニュアルの背景と目的をヒアリングし、30分で考え提出しましたが、

全然違うと却下されました。その後は提出、修正を繰り返し。結局、OKを何とか貰うまでに、1か月かかってしまいました。(笑)

しかし、この背景、目的を考えただけの1か月は、

私が社会人になってから、一番の学びを得た時間だと思っています。

 

なぜならば、

タスクを行う上で、背景と目的の理解は、必要不可欠だということに気付けたからです。

どんなタスクも、行う理由=背景、目指す状態=目的が会社として一貫しています。

タスクは上司から部下へ渡され、上司の承認を得てタスクが完了しますが、背景と目的を

共有せずに自分の好き勝手に取り組んでいても承認を貰えるわけがありません。

このことを理解できたのは、私にとって本当に大きな学びでした。

このころには、自分はできるなんていう葛藤はどこにもなく、

『背景、目的を理解するという社会人として当たり前のことすら知らなかった自分は、まだ知らないことがたくさんあるはず。今何もできていないのだから、先輩たちからもらえるアドバイスや指摘は貰えるだけ貰って、早く成長に繋げよう。』

と考えられるようになっていました。

 

現在、12月。

私が管理部付、金井常務の管理下でご指導いただける時間は4か月を切りましたが、

学ばなければいけないことがまだまだたくさんあります。

 

そのために、余計なプライドを持たず、

先輩、同期から吸収できるものは、吸収する気持ちで頑張っていきます。

 

会社の寮の先輩方と

焼肉に行った時の写真です。

優しく、仕事もできる先輩方なので、

色々な相談をさせてもらっています。

 

以上が、私の書かせていただきたかった

『入社してからの葛藤(自分はできるという思い込み)』についてです。

 

最後まで、お読みいただきありがとうございました。

 

それでは、失礼します!