採用ブログ
金井重要工業の採用サイトをご覧頂きありがとうございます。管理部財務グループの山本と申します。
私は経理としては計7年程のキャリアとなり、今は金井重要工業の財務Gで約4年間在籍しております。
早速ですが、当社財務グループの仕事を紹介させて頂きます。
財務グループとは一般的に経理課と呼ばれる部署で、会社のお金に関わる仕事を担っています。
会社のお金というのは、人間で言うと血液のようなものです。血液が全身にうまく回らないと、体が思うよ
うに動かなくなり、人間は死んでしまいます。それと同じように、会社はお金が回らないと企業活動ができな
くなり、倒産してしまいます。会社の成績が良い(黒字)にも関わらず、お金が回らないことで倒産すること
さえあります。逆に成績が悪く(赤字)でも、お金さえ回っていれば倒産しません。止血(無駄遣いをなくす)
や輸血(借金)をして、お金を回して生き続けられるように管理していくのが、経理の仕事の1つです。会社
の存続に直結する仕事なので、はっきり言って業務内容は堅苦しく、責任がついてきますが、同時にやりがい
もあります。
また経理の仕事は他に、会社の成績を表す決算書を作成する業務があります。会社の成績は全てお金という
物差しで表され、他社と比較されます。1年間でいくら儲かったか、お金をいくら持っているか、借金がいく
らあるか、といったものが決算書から読み取れます。この決算書を基に、社長は“何にお金を使い”“どの出費
を削るか”等の経営判断を行い、銀行は“お金を貸すか貸さないか”“いくらまで貸せるか”を決定し、取引先は“
その会社に物を売って大丈夫か(お金がちゃんと支払われるか)”等の判断をします。つまり成績表であると
同時に、会社の未来を決める参考書にもなり得るものです。
決算書の作成は日々の業務の積み重ねでもあります。お金に関する情報が伝票と呼ばれる紙やデータで財務
グループに集められ、問題点はないか(領収書の金額と合っているか等)1件1件を確認した上で、会計データ
(決算書の基となるデータ)に落し込んでいきます。その作業は地味で単純なものも多いですが、そこでの処
理を誤ると決算書に影響してしまいますので、責任は小さくありません。当社では、問題点の確認と会計デー
タへの落し込みを、配属直後から担って頂くことになります。
ここまでの話ですと、堅そうなグループというイメージしか残らないと思いますが、当社の財務グループは
20代から60代と年齢がバラバラにもかかわらず、雰囲気は和気あいあいとしています。私は中途採用でしたが、
すぐに溶け込むことができました。そんな雰囲気なので、年齢に関係なく自分の意見も言いやすいです。
(その意見が通るかはまた別の話ですが…)
財務グループの仕事のやりがいは、何と言っても経営層に近いというところです。前述の通り、作成した決算
書が経営判断の重要な資料になりますし、作成段階で得られる情報は、財務グループでしか知り得ないものもあ
ります。また、決算書作成だけでなく、申告書作成(会社が支払う税金の計算)も業務の1つであり、作成には
会計や毎年改正される税法等の専門的知識が必要です。最新の情報を収集、専門的知識をフル活用し、決算書や
申告書を完成させた時の達成感は財務グループでしか味わえないものです。
最後に、現在財務グループの業務の効率化を進めるべく、いわゆる業務のデジタル化を推進しています。デー
タ入力などの単純作業を省力化することで、資料作成の迅速化や、より重要な仕事に時間を使えるよう環境を構
築しているところです。ですので、デジタルネイティブ世代である皆さんにとっては、よりチャンスを得やすい
環境になっていくものと思います。
このブログを最後までお読み頂いたことで、金井重要工業の財務グループの仕事について少しでもイメージし
て頂けると幸いです。若い世代が活躍できる会社になるよう、一緒に頑張りましょう!