採用ブログ

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2018
11.29

若手バーベキュー大会にまさかの出会いが!!

みなさんこんにちは!新入社員の安岡です!
2回目の投稿になります!
先日、若手でBBQを行いました!

今回のBBQでは、社員だけでなく、来年入社予定の内定者の方にも参加していただき、
交流を深めました!

その内定者がこちら!

うーん若い!かわいい!笑
左から、片くん、関くん、白井くんです!
(本当はもう一人女の子の山道さんもいるのですがあいにく本日は不参加。)

そんなに年も変わらない筈なのですが、なんとなく学生特有のキャピキャピ感を見て、
学生時代に比べて自分も少し変わったところがあるのだろうなと感じます。ただ、やっぱり一番大きく自分のマインドが変化したのは、就職活動のタイミングだったなと思います
(入社後もさらに変化し続けていますが)。ただ、一貫して大事だなと思うのは、どれだけ自分に正直になれているかということです。みなさん、本当はこうしたいけど、まあ仕方ないかと、諦めてしまうことって、ありますよね?
でもこれ、こと就職活動においては、妥協してほしくないと思っています。
これに関して、私が就職活動時期に経験した葛藤について、少し回想してみたいと思います。

私の大学では、大学院環境の性質上、同期は皆大企業への推薦入社を希望していましたが、
私は「自分がワクワクするような、やってみたいと思ったことに対して、全力で取り組ませてもらえる環境」を軸にして、大企業・中小企業両方を見てみて、合ったところを探そうと考えていました。なるべくフラットな目線で、色々と企業を見た結果、2社、魅力を感じる企業と出会いました。ここでは大手企業のS社、中小企業のK社と呼称しておきます。
初めに、S社のESシートを書かなくてはならない場面になりました。初めてのES!
気合を入れてという事で、友人のコネで同社に就職したOBの方につないでもらって直接指導していただきました。
現役で働いている方からの添削を進める中で、「うちに入りたいならもっとこういう風な性質を書いたほうが通りやすい。」というものが、次第に増えていきました。
企業にアピールする自分の個性の内容の強弱を、その企業に合わせて調整するという事は、あるのではないかと思います。しかし、添削を終えてみると、初めに書いていた自分のアピールポイントがとても薄れていることに気が付きました。ESは通ったのですが、面接ではどうふるまえばいいのか?という悩みをプレッシャーとして感じました。自分を偽って内定獲得の可能性を上げるか、自分に正直にいくか、すごく悩みました。個人的につながりのあった就活コンサルの方と、夜中の24時過ぎまで電話で相談したりしました。悩んだ末に出した結論は、「ESで記述した自分の人物像は度外視して、面接では思い切って素の自分で望んでみよう!」というものでした。「自分を偽ってまで内定獲得したいか?否!!」ということで、覚悟を決めました。
すると案の定面接の際に質問攻めにされました!笑笑
しかし全部素の自分で返答しきりました!そして見事落ちました!笑笑

しかしなんでしょう、この時の感情は、妙に清々しかったんですよね。
負け惜しみなく、全く後悔の念がありませんでした。
自分に正直に受け答えしたからこそ、会社の方からミスマッチを見抜いてくれたのだと、今となっては思います。
これを受けて、また会社を探さなくてはならないなぁと思いつつ、就活コンサルの方から紹介いただいていた中小企業のK社の面接が直近でありましたので、とりあえずそこに向けて集中しよう、次こそは最初から素の自分をアピールしていこうと決めて、準備しました。
その結果、クセの強い人間だったということで賛否両論あったそうですが、人事の方が私を採用すべきだと熱弁してくださったらしく、晴れて内定を頂きました。こうして私は、中小企業のK社こと、金井重要工業に入社することになりました。

素の自分を認めてくれる場所を見つけられたような気がして、本当によかったなと思いました。会社と自分、お互いに良いところと悪いところを知り尽くしたうえでのマッチングなので、実際入社後も裏切られたような気持ちには一切なりませんでした。
自分に正直でいようとしたおかげで、このような結果になったと思います。

月日が経ち、今度は自分が就活経験者として、自分が就活時代に多方面から助力いただいたように、悩める就活生の相談を受ける機会が増えていきました。
私が相談された時のアドバイスのスタイルは、一貫して「その人の本音」に大事に耳を傾けるというものです。自分に正直になっているかを観ます。その結果、当初志望していた企業を志す事自体を全否定してしまったり、落ちると思うけど全力で受けろというような、ある特定の思考タイプの人にとっては参考にならないアドバイスになるときもあります。しかし、私は自分の心の声に素直になることはとても重要だと確信していますので、ここだけは曲げずに、就活相談に乗っていました(これには自分の就活体験時期の思いも絡んでいます)。

ある日、前述の就活コンサルをしていただいた方から連絡があり、「今担当しているS君が、安岡くんと同じような事で悩んでいるから、ぜひ相談に乗ってあげてほしい」という連絡がありました。自分にとっては、共通の師匠を持つ弟弟子のような感覚でした。梅田でご飯を食べながら話をし、自分の就活はどのような考えで行ったのか話す中で、自分の気持ちに正直になる大切さをほんのりと伝えました。ぜひとも、S君の就活が納得のいく結果になってほしいなあと、他人事ながらに思いました。
就活は一期一会が多いですが、その後深くかかわることはないんだろうなと思いつつも、記憶に残る人や、応援したくなる人っていますよね。
彼にそんな感情を抱きつつ、帰路につきました。

それからまた1年ほど経ち、久しぶりにS君から連絡が来ました。
「安岡さん!就職決まりました!!!」
「来年からよろしくお願いします!!!」

「来年?え、どゆこと?」と思い、人事の方にお願いして内定者名簿を見せてもらうと、
なんとS君の名前がっ!!!
「マジかああああ~!!!!!!!!」

この時は驚きと同時に、とても嬉しい気持ちになったのを覚えています。
人のつながりって暖かくていいなぁと、ほのぼの思いました。

来年度の新入社員研修を設計しているところだったので、
また1つ気合を入れて取り組まなければと、緒を締める思いでした。

さて、このS君がというのは、何を隠そう、
初めの内定者3人の写真で真ん中に立っている、「関くん」です!
梅田で就活相談ついでに一緒にご飯を食べたあの日から、
今回のBBQで約1年半ぶりに再会したのでした!

めでたしめでたし!

~おわりに~
自分が本当に好きな事・人・環境ってどんなものなのか、
徹底的に掘り下げてみてください。
そうすれば自然と良いイベント・出会いがやってきますよ!